被災地域の子ども育ち支援(子どもたちの学習環境の継続応援) Archive

南相馬市少年野球連盟

NPO法人はらまち交流サポートセンター(南相馬市 門馬浩二理事長)とNPO法人素材広場(会津若松市 横田純子理事長)との連携によって、南相馬市少年野球連盟様を支援先として決定いたしました。

○サポート内容
春休みに子どもたちを安心安全な場所で、そして離れ離れになっているチームメイトともう一度同じユニフォームで大好きな野球を伸び伸びとさせてあげるための、交流試合の資金として。

○サポート額 450,000円

○背景
「南相馬市少年野球連盟」の小学生の4割、中学生は約6割を南相馬市内に在籍している子どもたちが占めています。しかし、その子供たちの多くは県内外に避難を続けている状況であり、現在は14名しかメンバーがおらず、試合出場もままならない状態です。
  
 南相馬市少年野球連盟においては、加盟していた子どもが2名、指導者1名が津波により亡くなりました。また、放射線の影響から県内外へ避難した子どもたちが多いことから、加盟チームのほとんどがバラバラとなり、今では混成チームとして活動している状況です。
 南相馬市内で活動をしている子どもたち、県内外へ避難している子どもたちは、大切な友人と突然別れることになり、その悲しみはとても言葉に言い表せるものではありません。
 大震災後、災害協定締結都市である東京都杉並区との交流試合等を実施しました。しかし、それ以外の平成23年度予定していた大会は中止となり、平成24年度においても、スポーツ施設の除染の関係から、大会等を見送る予定です。

昨年行われた野球教室も屋内での開催となった。